整形外科 内科

足の症状

肉離れ

足

肉離れとは、筋肉の部分断裂の事です。
筋肉は、体重や運動等の衝撃力や摩擦が、急激に収縮したり逆方向に働くと筋肉を傷めることが多くなります。
つまり、運動時に外部からの直接的な衝撃が原因ではなく、運動時の筋肉運動を行っている際に、牽引や伸張のストレス発生する事が原因で起こる、部分断裂の事です。
一般的に肉離れの多い部位は大腿部、下腿後側、ふくらはぎ等の足、上腕部分、肘と等の腕、肋間筋等の胴部分などです。

▶︎ 肉離れの症状

痛みは相当強く、歩行不可能な事さえ有あり、一人では帰ることも、病院に行くことさえも出来ないくらいの痛みを伴うこと少なくありません。

捻挫

捻挫というのは関節に無理な動きをさせてしまったことで起こる、関節に対しての損傷を言います。
また骨折を伴う場合もありますので、捻挫してしまったら迅速に処置することが必要になります。
素人判断で軽く考えて、放っておいても治る、とは考えないほうが良いです。

捻挫を起こしたらまず患部を冷やし、安静にしてください。
包帯やテーピングテープなどの固定用具があれば患部を動かさないように固定することが大切です。
応急処置をしたら、なるべく早く接骨院や整形外科などで診療を受けてください。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂とは、下腿三頭筋や腓腹筋が強く収縮したり、直達外力や介達外力が加わったり、過度に伸ばされたりしてアキレス腱が断裂した状態をいいます。

▶︎ アキレス腱断裂の症状

アキレス腱断裂の症状としては、受傷直後に「ボールが当たったような感じ」「バットでふくらはぎを叩かれたような感じ」という衝撃を感じることが多く、痛みを感じて歩行困難になります。
断裂したときの「バチッ」という音を自覚することもあります。
断裂していても足首を足底側に曲げることは可能ですが、つま先立ちはできなくなります。
また、足底筋や足指屈筋、腱膜などに底屈力があるため、完全に歩行不可の状態にはなりません。

▶︎ アキレス腱断裂の原因

原因としては、ダッシュ、ジャンプ、踏み込みなどの動作で下腿三頭筋が急に収縮したり、着地などで急に筋肉が伸ばされたりしたときに起こります。
20〜50歳代のスポーツ愛好家に多く、以前は男性が多く負傷してましたが、現在は女性のスポーツ人口が増えた為に性差はありません。