整形外科 内科

皮膚科

アトピー性皮膚炎

アトピー

今や国民の3割がアレルギー性疾患を持っているといわれており、アトピー性皮膚炎もその1つです。

アトピー性皮膚炎とは、『アレルギー体質の人に生じた慢性のかゆい湿疹』です。

▶︎ アトピー性皮膚炎の症状

症状としてはかゆみを伴うこと、発疹は湿疹病変で、急性の病変としては赤くなり(紅斑)、ジクジクしたぶつぶつ(丘疹、漿液性丘疹)ができ、皮がむけてかさぶたになる(鱗屑、痂皮)状態です。

また、慢性に経過する疾患で、乳児では2ヵ月以上、その他では6ヵ月以上継続するものをいいます。

その他診断の参考になるものとして、家族に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎があるか、過去に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎などがあったかなどがあります。

また、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などになりやすくなります。

▶︎ アトピー性皮膚炎の原因

原因としては、食生活や生活環境、遺伝や人間関係、精神的なストレスなど、様々な要因が重なり合って発症すると言われています。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんは突然、皮膚に赤みをもったふくらみ(膨疹)ができる病気です。このふくらみはほとんどが24時間程度で消えるのですが、また別の場所に現れては消える事を繰り返します。

▶︎ 蕁麻疹(じんましん)の症状と原因

多くは痒みを伴い、症状が長期にわたって続くものもあります。

食物や薬剤、生活環境物質に対するアレルギーや感染症、温度、ストレス、体調不良など様々な原因が考えられます。

しかし、実は原因がはっきりわからないじんましん(特発性じんましん)が非常に多いのです。

治療は「抗ヒスタミン薬」が中心で、患者さんの症状に合わせて他の薬効のお薬を追加したりいたします。

ニキビ

アトピー

ニキビには、思春期ニキビ、大人ニキビがあり、原因もできる場所も異なります。

また、思春期ニキビと大人ニキビは、改善策が異なってきます。

▶︎ 思春期のニキビ

皮脂の分泌が主な原因であることから、できる位置も、皮脂分泌の多い額や鼻などのTゾーンから頬までと広範囲に渡るのが特徴的です。

改善策:主に皮脂の分泌が原因であることが多いため、皮脂の量と水分量を適度に保つことが肝心です。

▶︎ 大人ニキビ

ゾーンといわれる顎やフェイスライン、そして首筋にかけてできる傾向にあるといわれています。

改善策:生活習慣全般を見直し、ストレスのない生活や規則正しい生活、健康な食生活を心がけましょう。

水虫

水虫は白癬菌というカビ(真菌)の一種が皮膚の一番外側の層(角質層)に感染したものです。
白癬菌は高温多湿で増えるため、夏に発症し易くなります。

▶︎ 水虫3つのタイプ
  • 足の指の間が白くふやけたり、皮がむける型
  • 足の裏に小さな水ぶくれができる型
  • 足の裏が硬くなってかかとにひび割れを生じ、痒みのない型(かかと水虫、角質増殖型白癬)

いずれのタイプも確実に診断するには顕微鏡検査が必要です。
足白癬を長く放置しておくと白癬菌が爪にも入り込んでいくので早めの治療をおすすめいたします。