ATHLETES FOOT
水虫(足白癬)
こんな症状はご相談ください
水虫の3つのタイプ
趾間型(しかんがた)
最も多いタイプで、足の指と指の間(特に薬指と小指の間)の皮膚がふやけて白くなり、ジュクジュクしたり皮がむけたりします。かゆみを伴うことが多いです。
小水疱型(しょうすいほうがた)
足の裏や土踏まず、足の縁に小さな水疱ができるタイプです。強いかゆみを伴い、梅雨時期から夏にかけて悪化しやすい傾向があります。
角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)
足の裏全体やかかとの皮膚が厚く硬くなり、ひび割れたり粉をふいたりするタイプです。かゆみがほとんどないため水虫と気づかず放置してしまう方が多いです。
爪水虫(爪白癬)
白癬菌が爪に感染すると、爪が白く濁ったり分厚くなったりボロボロと崩れたりします。爪水虫があると白癬菌の温床となり、足の水虫を繰り返す原因になります。
爪水虫の内服治療
- 毎日服用するタイプ:約6ヶ月間毎日内服します
- パルス療法:1週間服用して3週間休むサイクルを3回繰り返します(計約3ヶ月の服用期間)
いずれの場合も内服中は肝機能への影響を確認するため定期的な血液検査を行います。現在服用中のお薬がある方は必ずお知らせください。
当院での治療
- 顕微鏡検査:白癬菌を確認してから治療を開始。検査は短時間で結果がわかります
- 趾間型・小水疱型:抗真菌薬の外用(クリーム・液剤)を1日1回塗布
- 角質増殖型:外用薬に加え、抗真菌薬の内服を検討
- 爪水虫:抗真菌薬の内服治療(肝機能などの定期的な血液検査を併用)
症状が治まっても白癬菌は皮膚に残っていることがあります。自己判断で薬をやめず、医師の指示に従って治療を続けることが再発防止のポイントです。
水虫に似た症状でも、実際には湿疹やかぶれなど別の疾患であるケースは少なくありません。市販の水虫薬を自己判断で塗り続けると、かえって症状を悪化させたり、顕微鏡検査の精度が下がることがあります。「水虫かも?」と思ったら、まず皮膚科で正確な診断を受けてください。
家庭内での感染予防
共用品を分ける
バスマットやスリッパを家族と共用しない。バスマットはこまめに洗濯し、よく乾燥させる。
足の清潔
帰宅後に足を石けんで丁寧に洗う(指の間も忘れずに)。足をよく乾かしてから靴下を履く。
床・カーペットの掃除
床やカーペットをこまめに掃除機をかけて白癬菌が付着した角質を除去する。
靴の管理
通気性の良い靴や靴下を選ぶ。同じ靴を毎日履かず、ローテーションさせて靴の中を乾燥させる。
受診の目安
- 足の指の間がふやけて皮がむける
- 足の裏に水疱やかゆみがある
- かかとがガサガサして治らない
- 爪が白く濁っている、分厚くなっている
- 市販薬を塗っているが良くならない
- 家族に水虫がうつっていないか心配
「水虫かも?」と思ったら、当院皮膚科にお気軽にご来院ください。


